中島康雄
YASUO NAKAJIMA

セントラルクリニック世田谷 院長
聖マリアンナ医科大学 名誉教授

院長からのメッセージ
お一人お一人のご希望や健康リスクに応じた検査とご説明を心がけています

目次

    最新鋭の機器を揃え、外来診療と会員制の人間ドックを行っています

    当院は、外来診療と会員制の人間ドックを運営しています。一般外来は2診制で、女性外来やセカンドオピニオン外来、さらに自由診療も行っています。
    人間ドックでは、会員制度によって、受診者のお一人お一人の健康リスクやご要望に合わせて個別化(オーダーメード)した検査を受けられるのが特徴です。
    外来や人間ドックでは、最新鋭の画像検査機器を使用します。

    画像診断では、PET-CT(デジタルPET-CT)を導入しています。この機器は従来型にくらべて感度と画質がよくなり、撮影時間も短縮されます。またMRIは一般に音は大きくてうるさいですし、閉所恐怖症の方には、あの空間はつらいものがあります。当院ではアンビエントシステムを導入し検査時の快適性を保つつとともに、ワイドボアと呼ばれる、空間を広くとっているタイプの装置を用いています。可能な限り不快感を低減して検査を受けていただけるように心がけています。このシステムは決して新しいものではありません。以前この機器が導入されているアメリカの病院で、このシステムのメリットの大きさを実感しましたが、かなり高額だったためハードルは高く、医療機関への導入を断念したことを思い出しました。

    乳がん検診も当施設の目玉の一つです。乳がん検診において、我が国ではマンモグラフィが中心で行われていますが、超音波検査のメリットは広く知られているところです。しかし検査の客観性や技術による精度格差など普及の妨げになっている点も多々あります。そこで当院では日本でまだあまり普及してない、最新のABUS(Automated Breast Ultrasound System)という機器を導入しています。この機器では、軟らかいところに乳房を乗せると、自動的に乳房全体をスキャンし、画像をすべて記録します。従来の超音波検査に比べて、検査技師の技量による診断の差がありません。またあらゆる角度からのデータがずっと保存でき、いつでもどこからでも画像を確認できます。

    こちらのクリニックは会員制ですから、記録は残し、経年変化もわかりやすくなります。読影はCTやMRIと同じように、遠隔地の先生に診断を依頼することもできます。ですから地方にお住まいの方も、検査のあとは、ご自宅の近くで必要に応じて診療を受けていただくことが可能です。

    すでに治療をされているご病気も含めてご相談にのります

    高機能の画像診断の結果、例えば腫瘤が見つかったとき、良性か悪性かによって、その先の医療は全く異なります。決して受診者の方に不安だけを残すことがないよう、検査結果を丁寧に説明することを心掛けています。また、すでに治療をされているご病気も含めて、心身の健康に関するご相談に乗ります。必要であれば連携医療機関にご紹介する体制も整えています。遠方の方にも、ご自宅のある地域も視野に入れながらご紹介先をご相談してまいります。
    受診者の方々には、ご家族も含めて継続して人間ドックを受診していただくことで、経年変化を見ながらよりよいアドバイスができると考えています。

    人間ドックを通じ、より健やかで充実した人生を歩んでいただければと願っています

    私自身のことをお話します。医師になった理由ですが、高校時代になんとなく理系に進みそのまま医学部に進み、あまり崇高な決意はありませんでした。
    一方、一族が寺院の建築や仏具法衣に関連する仕事をしているため、一時は建築の道も考えた時期もありました。けれどもあるとき「自分には芸術的な才能はない」と自覚し、それならば真面目に仕事をすれば人の役に立てる職業を選ぼう、ということで医師を選択しました。

    大学病院に勤務している間は、画像検査やカテーテル治療を通じて、病に苦しむ患者さんを救いたいと仕事をしてきました。大学を定年退職した後は、病気になる前の段階でしっかり検査して、病気の予備群である方々により健やかで充実した人生を歩んでいただけるよう、力を尽くしたいと思っています。

    PROFILE

    1977年横浜市立大学医学部卒、1982年より聖マリアンナ医科大学放射線医学講座。スタンフォード大学、アイオア大学留学を経て1999年同講座教授就任。この間画像センター長、副病院長などを兼務。2018年より名誉教授。
    日本放射線科専門医会理事長、日本乳癌検診学会理事長など歴任。公務として医師国家試験委員、診療放射線技師国家試験委員長、学位授与機構主査、厚労省医療機器部門委員などを歴任。現在も認定NPO PHJ理事、日米医学医療交流財団役員、NPO法人キャンサーリボン理事、EIIS理事長、現在相和会産業検診画像センター長など多数兼務。
    2023年からセントラルクリニック世田谷院長に就任。

    アクセスACCESS

    医療法人社団 NIDC セントラルクリニック世田谷

    〒158-0093
    東京都世⽥⾕区上野⽑3-3-4
    ・東急⼤井町線「上野⽑駅」徒歩約5分
    ・駐⾞場完備

    セントラルクリニック世田谷

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