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転移性脳腫瘍

転移性脳腫瘍とは

頭蓋骨の中にある、脳実質と呼ばれる脳そのもの、その外側の組織である脳を包む膜、脳神経、その他の臓器に発生する腫瘍を脳腫瘍と言いますが、その場所に他の臓器のがんが転移して発生した腫瘍を転移性脳腫瘍と呼びます。

近年、高齢者人口の増加、医療の進歩によるがん患者様の余命延長やがんの転移巣の発見率の向上に伴い、転移性脳腫瘍と診断される頻度も増加しています。

転移性脳腫瘍はもともとのがんが血液の流れに乗って脳の中に到達して発生するため、血流の多い場所に多くできる傾向があります。
たとえば、大脳、小脳、下垂体といった臓器に発生しやすく、また複数の部位に同時に出来ることがあります。

転移性脳腫瘍

転移性脳腫瘍の症状

脳腫瘍の症状は、脳の中に腫瘍があることで出る症状、腫瘍が神経に影響することで出る症状、もともとのがんによる症状の3つが出ます。

頭蓋内圧亢進症状

頭蓋骨で囲まれた狭い空間で転移した腫瘍が大きくなる、また腫瘍周囲の脳実質がむくむことによって、一般的な脳腫瘍と同様に頭蓋内圧亢進症状が現れます。
主な症状は、脳腫瘍と同様な頭痛、吐き気といった症状に加え、脳ヘルニアを起こして意識障害や呼吸停止など命に直結する状態を起こす事もあります。
転移性脳腫瘍は多数の腫瘍が発生することが多く、様々な症状の進行が早いといわれています。

局所の脳症状

脳実質のどこに腫瘍が転移したかによって、症状が大きく変わります。
一般的な脳腫瘍と違い、思いもよらない部分に腫瘍が発生することもあり、注意が必要です。また、転移性脳腫瘍は多発する事から、急な意識障害、けいれん発作や異なった症状が同時に出ることもあります。
他のがんで治療されている方が、突然の意識障害、けいれん、麻痺、その他の症状が出た場合には、かかりつけ医をすぐに受診したほうが良いでしょう。

もともとのがんの症状

転移性脳腫瘍は、他の数多くのがんから起こることがあります。
そのため、もともとのがんが進行することでおよぼす症状にも気を付けなければなりません。

転移性脳腫瘍の原因

脳には、有害な物質や薬剤が入り込まないように血液脳関門(BBB:Blood Brain Barrier)と呼ばれる関所がありますが、がん細胞はその関所も乗り越えて脳の中に侵入します。
全脳腫瘍の発生数の内、転移性脳腫瘍は18%程度占めるといわれています。

脳転移をしやすい腫瘍としては、小児では白血病、網膜芽腫、神経芽腫、横紋筋肉腫という悪性腫瘍が、成人では悪性黒色腫、肺がん、乳がんなどがいわれています。
転移性脳腫瘍を来す原発巣の中で最も多いのは、肺がんで52.3%、乳がんで8.9%となっており、肺がんは6~7割が男性です。

場合によっては脳転移が先に診断され、後で原発巣が見つかることもあります。
転移性脳腫瘍や原発巣を調べるためには、CTやMRIといった画像検査が必須となります。

転移性脳腫瘍が悪化すると・・・

転移性脳腫瘍が悪化すると、腫瘍の周りのむくみが強くなるため、意識障害、けいれんなどの症状がさらに増悪します。
転移性脳腫瘍が脊髄液の通る脳室という部分をふさいでしまうこともあり、水頭症を発症することがあります。
水頭症を発症すると、歩行障害、尿失禁、認知症と同じような症状などが現れ、患者様本人だけでなく介護者の日常生活にも大きな影響を与えます。

加えて、転移性脳腫瘍が悪化した時点でもともとの原発巣もさらに進行したと考えられますので、他に転移した臓器で現れるであろう症状にも気を付けなければいけません。

転移性脳腫瘍の治療

もともとあったがんが脳に転移していると診断された時点で、一般的にはがん末期状態と考えられますので、予後は極めて不良です。
転移性脳腫瘍と診断されてからの平均的な余命は、6か月以内と見込まれています。
そのため、転移性脳腫瘍に対して積極的に治療をするというよりか、むしろ緩和医療を選択される場合が多いです。

転移性脳腫瘍の治療では、患者様の生活の質を可能な限り保つことが最優先となります。
そのため、全身状態、原発巣の状況、脳に転移した腫瘍の場所、個数、大きさなどによって治療方針が決定されます。
手術はあくまでも姑息的な方法で、頭蓋内圧亢進症状の改善や脳圧のコントロールが主体となります。

手術を行うには、基本的に以下の3つの条件が必要です。

  • 全身状態が比較的安定している
  • 重篤な神経症状を起こすことなく腫瘍が切除できる
  • 原発巣の治療経過が良く、脳以外に重篤な転移を起こしていない

上記の条件が満たされない場合は、放射線療法を行うことがあります。
腫瘍の大きさが3cm以下の小さな腫瘍に対しては、実施できる施設が限られはしますが、ガンマナイフという特殊な放射線療法を行うこともあります。

これらの治療法も適応にならないような状況であれば、緩和療法と言って、苦痛を緩和して安楽な最後を迎えるお手伝いをします。
基本的な考えとしては、薬剤を使って今感じている症状を取り除くことが最優先ですが、状況に応じて麻酔薬を使って意識がない状態にすることもあります。

転移性脳腫瘍に対するセカンドオピニオン

転移性骨腫瘍は様々ながんの末期状態で現れるため、どのくらいの余命が期待できるかによって治療法が異なります。
なにより大事なのは、可能な限り苦痛を取り去ってあげることです。

がんの終末期に現れる症状に対しては、その管理に慣れている医師も不慣れな医師もいます。
みなさんが納得いくような医療を受けられるように、積極的なセカンドオピニオンの活用をお薦めします。

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